
1990年〜2000年代にかけて、渋谷の街に多く出没していた日焼けした若者たち。
男女問わず、真っ黒に日焼けした若者たちが集まり、渋谷の街は連日盛り上がっていました!
しかし、今の渋谷の街を覗いてみるとどうだろか?
良くも悪くもフツーの大きな繁華街になっています(笑)
ストリートを歩く人たちも、フツーの黒髪で、フツーにオシャレな人ばかりです(笑)
本当にギャルたちはいなくなってしまったのでしょうか?
ギャル達、渋谷の文化はどのように変化を遂げていったのでしょうか?
ガングロギャルやマンバ、コギャル、サー人たちは一体どこへ消えたのか?
今回は、ギャル文化・渋谷の歴史を見てみましょう!
ギャル文化・渋谷の歴史1980年

出典 http://www.officiallyjd.com
- 雑誌「Popteen」が始まる!
ギャル文化・渋谷の歴史1983年

出典 https://magazine.dmkt-sp.jp
- 雑誌「ViVi」が始まる!
ギャル文化・渋谷の歴史1989年

- 「ファッションコミュニティー109」が「SHIBUYA109」へと名前変更
- 渋谷に「チーム」が生まれはじめ「チーマー」が出現
- 「オヤジギャル」が流行語大賞銅賞を受賞(中尊寺ゆつこのゴルフ漫画『スイートスポット』より)
- バブル景気のピーク(日経平均株価が史上最高値38,957円を記録)
ギャル文化・渋谷の歴史1990年

- 雑誌「東京ウォーカー」が始まる!
- 「イタメシ」「ティラミス」が人気に
- 「キレカジ」(きれいめカジュアル)が流行
- 「HMV渋谷」がオープン(現在はマルハンパチンコタワー渋谷)
ギャル文化・渋谷の歴史1991年

出典 http://simplesite.cool.coocan.jp
- 「ジュリアナ東京」オープン
- 「紺ブレ」が新語・流行語大賞表現部門銀賞を受賞(渋カジアイテム)
- バブル崩壊
ギャル文化・渋谷の歴史1992年

- 「ポケベル」が女子高生の間で大流行(数字でメッセージを送る)
ギャル文化・渋谷の歴史1993年

出典 http://japanese.china.org.cn
- 「コギャル」という言葉が登場
- 「ルーズソックス」が流行し始める
ギャル文化・渋谷の歴史1994年

- 小室ブーム(小室哲哉がプロデュースするグループの曲が爆発的に売れ出す)
ギャル文化・渋谷の歴史1995年

- 安室奈美恵 with SUPER MONKEY’Sの「TRY ME~私を信じて~」リリース
- 「アムラー」がブームに
- 「Windows95」発売
- ギャル雑誌「egg」が始まる!
- PHSのサービス開始
ギャル文化・渋谷の歴史1996年

出典 http://netallica.yahoo.co.jp
- 雑誌「Cawaii!!」が始まる!
- JR埼京線が恵比寿駅へ延伸(渋谷駅にホームができる)
- 「バーバリー・ブルーレーベル」の販売がスタート
- 「援助交際」が問題化(新語・流行語大賞トップテンにも入賞)
- 「ルーズソックス」「チョベリバ・チョベリグ」「アムラー」も入賞する
- 携帯電話の「着メロ」が始まる
- 「ポケベル」が最盛期を迎える
- 「Yahoo! JAPAN」がサービス開始
ギャルブーム到来
ギャル文化・渋谷の歴史1997年

- 安室奈美恵がTRFのSAMとの結婚と妊娠を発表
- 安室奈美恵が「CAN YOU CELEBRATE?」でレコード大賞を2年連続受賞
- 安室奈美恵が紅白歌合戦で、紅組トリを務める
- 安室奈美恵が産休に入る
- 「たまごっち」がブームに
- 「ジベタリアン」がブームに
ギャル文化・渋谷の歴史1998年

- 雑誌「Ranzuki」が始まる!
- 浜崎あゆみ「poker face」でデビュー
- 「HMV渋谷」が移転(現FOREVER21渋谷)
- 安室奈美恵が紅白歌合戦で「CAN YOU CELEBRATE?」を歌い、復帰
- 「ヤマンバ」が登場し始める!
- 「ガングロ」が「ゴングロ」へと変化する
ギャル文化・渋谷の歴史1999年

- 浜崎あゆみが「A Song for ××」でブレイク
- 「Men’s egg」が始まる!
- 「iモード」「EZ web」「J-SKY」サービス開始(携帯電話がインターネットに接続できるようになる)
- 「魔法のiらんど」サービス開始
- DDIポケット(現ウィルコム)がカメラ付き携帯電話を発売
- 「カリスマ店員」ブーム(「カリスマ」は新語・流行語大賞トップテンに入賞)
- ハチ公口前のスクランブル交差点前に「QFRONT」オープン
ギャル文化・渋谷の歴史2000年

出典 http://machikado.okinawa-ageha.com
- 「S Cawaii!」が始まる!
- 「Google」が検索サービスを開始
- 「パラパラ」がブームに
- 「ブリテリ、ふみっこ、アコ吉」の通称「ゴングロ三兄弟」が注目を集める
- 「ギャルサー」が出現し始める
ギャル文化・渋谷の歴史2001年

- 春頃、突如ガングロが消滅!ガングロブームが終わる
- 「EXILE」がデビュー
- NTT Docomoが「FOMA」を発売(通信速度が上がる)
- 「写メール」がブームに(J-PHONEのキャンペーンが発端)
ギャル文化・渋谷の歴史2002年

- 新宿・歌舞伎町に街頭防犯カメラシステムが導入される
- JR埼京線恵比寿駅~大崎駅間延伸開業、りんかい線との直通運転を開始
- 「ケータイ小説」がブームに
ギャル文化・渋谷の歴史2003年

- 雑誌「BLENDA」が始まる!
- 渋谷センター街パトロール隊(SCGP)結成
- ヤマンバが「マンバ」として復活
- センターGUYが登場
- 「スーパーフリー」事件(イベサーなどの直接関係のない団体まで影響を受ける)
ギャル文化・渋谷の歴史2004年

- 「mixi」がサービス開始
- 渋谷センター街に街頭防犯カメラシステムが導入される
- 「前略プロフィール」がサービス開始
- 雑誌「Happie nuts」が始まる!
- ピカチュウなどの着ぐるみを着た「キグルミン」が登場
- 「お兄系」が登場
ギャル文化・渋谷の歴史2005年

- コンタクトレンズ「ワンデーアキュビュー ディファイン」が登場
- カラコン・デカ目がブームに
- 雑誌「JELLY」が始まる!
- 代々木第一体育館で第1回「東京ガールズコレクション」開催
- 「小悪魔ageha」が始まる!(最初は「Happie nuts」の特別号として「小悪魔&ナッツ」という名で創刊。のちに名称変更)
- 「AKB48」が秋葉原で初公演
- 倖田來未が人気に!「エロかっこいい」が流行
ギャル文化・渋谷の歴史2006年

出典 http://harutohosi.hatenablog.com
- ドラマ「ギャルサー」放送(藤木直人、戸田恵梨香、鈴木えみ、矢口真里、新垣結衣などが出演)
- 雑誌「CanCam」の発行80万部に達し、ブームに(専属モデルの山田優、蛯原友里、押切もえも人気に)
ギャル文化・渋谷の歴史2007年

- アップルが「iPhone」を発表(日本では発売されていない)
- 「Popteen」の読者モデルだった益若つばさが大人気に
ギャル文化・渋谷の歴史2008年

- 「Twitter」日本語版がスタート
- 「Facebook」日本語版がスタート
- 「東京メトロ副都心線」が全線開通(渋谷〜和光・小手指が直通に)
- 「iPhone 3G」が日本で発売、スマートフォン時代に
- 雑誌「mama nuts × ageha」が始まる!(後に「I LOVE mama」として月刊化。ギャルママが注目される)
- 「H&M」が銀座に日本初出店
- 世界的金融危機「リーマン・ショック」が発生
- 「sweet」付録の「シェル」のエコバッグが人気となり、付録が雑誌の目玉となる
ギャル文化・渋谷の歴史2009年

- 「FOREVER21」が原宿に日本初出店
- 「H&M」が渋谷に出店
- 「SHIBUYA109」が過去最高の売上げを記録(286.5億円)
ギャル文化・渋谷の歴史2010年

- 「EDGE STYLE」が始まる!
- 「HMV渋谷」閉店
- 「FOREVER21」が渋谷に出店
- 「女子会」が新語・流行語大賞のトップテン入り
- 女子ブーム
ギャル文化・渋谷の歴史2011年

- 3月11日東日本大震災が発生
- センター街のメインストリートが「バスケットボールストリート」に改称
- 渋谷スクランブル交差点を中心にハロウィンの仮装をした人が集まるようになる
- 「おしゃP」ブーム(EMODAプロデューサー松本恵奈など)
- 携帯電話新規販売台数の約半数がスマートフォンに
- 「SHIBUYA109」が24店舗を入れ替えるリニューアル
- 「109-2(キューツー)」から「109MEN’S」に名前を変える
ギャル文化・渋谷の歴史2012年

- ソフトバンクモバイルが「SoftBank 4G」のサービスを開始
- 「渋谷ヒカリエ」オープン
ギャル文化・渋谷の歴史2013年

- 東急東横線渋谷駅が地下化、東京メトロ副都心線と直通運転を開始
- 渋谷スクランブル交差点に集まるサッカー日本代表のサポーターが暴徒化しないよう警察が出動(通称「DJポリス」が初登場)
- 渋谷センター街最後のゲームセンター「渋谷会館モナコ」が閉店
- 雑誌「Men’s egg」休刊
ギャル文化・渋谷の歴史2014年

- 「EDGE STYLE」休刊
- インフォレストが事業停止となり「小悪魔ageha」「Happie nuts」が休刊
- 「egg」休刊
- 「BLENDA」休刊
- 「姉ageha」が復刊
- 「HMV record shop 渋谷」がオープン
- 「小悪魔agehaメモリアルBOOK」が発売
ダヴィンチニュース
出典 http://ddnavi.com/news/221051/a/
出典 http://ddnavi.com/news/221113/a/
ギャル文化・渋谷の今後

ギャルやギャル男は本当にいなくなったのか?
歴史を振り返ってもわかるように、渋谷(若者の最先端)の時代の変化はとても早いです!
ギャル文化・渋谷の街は常に創造と破壊を繰り返しています!
今はギャルやギャル男がいなくなった?とも言われていますが、形を変えて文化は変革し続けています!
例えば、ギャル男は消滅したとも言われていますが、系統が細分化され、その後継の一つとして人気雑誌「BITTER」のようにビタ男をとして変化を遂げています!
昨年あたりから、ネットやテレビで頻繁に取り上げられている「パリピ」たちも関連性が強い人種であります!
SNSの普及で若者の価値観は大きく変わっている?
SNSの普及・スマホの普及により、若者の目立ち方が大きく変わってきてることは間違いありません!
かつては、ストリートで一番イケている・目立っているというのが間違いなく最上級にある価値でした!
しかし、現在はどうでしょうか?
インスタでイケてる写真を載せて、たくさんいいね!を貰おう!
もはや、友達との旅行もその場を楽しむことより、インスタにいい写真を挙げるために行く!笑
大げさかもしれませんが、あながち間違いではありません!笑
ネット上での人気・認めてもらうことが最上級の価値になっています!
最後に
今後も渋谷という最先端の街で繰り広げられるギャル文化は、形を変えてどんどん変化していくことでしょう!
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